有利に売るために
売りやすいマンション
マンションを売りたい場合、物理的な条件で有利不利が決まる要素はいろいろあります。
例えば立地条件。徒歩圏内かバス便か、徒歩10分以内か、それ以上か、などで大きく違ってきます。
専有面積も大きな要素で、マンションの永住志向が増えている今、ファミリータイプでは70㎡が人気を分ける目安になっています。単身者や少人数世帯向けのタイプでも50㎡が人気の分かれ目です。
売りやすさを考えた場合、自分ではどうにもならない要素をかかえるマンションは、買う段階でもう少し慎重であるべきでしょう。
手入れが行き届いているか
古いマンションでも新しいマンションでも、手入れ次第で住戸のきれいさには大きな差がでます。
購入希望者が下見に来たとき、住戸内が清潔できちんとしているかどうかは購入意欲に大きく影響するので、日常の清掃・補修、機器の点検・交換などは、やっておく必要があります。
築年数を経たマンションは、必然的に室内に傷や汚れが目立ってしまいます。ですから、思い切ってリフォームするのも1つの手です。リフォーム済みだと、購入希望者が好印象をもつ可能性が高くなります。
業者を見習おう
誰でも自宅が高く売れるに越したことはありません。自分で相場からズレた高い売り出し価格を設定したくなる気持ちもわかりますが、やはり業者を見習うべきです。
大抵の業者は物件価格の評価マニュアルを導入しており、周辺相場も知っています。それを元に売却価格を割り出すので、素人が判断するよりも的確です。
価格に関しては、自分の勉強も大事ですが、業者の査定価格を採り入れたほうが賢明でしょう。