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購入と売却の時期

買い換えの検討


 買い換えは、売却と購入のタイミングが大きなポイントになります。


 売却物件の引渡しや売却金の受け取り時期が、購入した物件のスケジュールとうまくあわないと、「仮住まい」や「つなぎ融資」を使うといった無駄が生じてしまう恐れがあります。


 売却と購入の検討は同時に行うとしても、どちらを先に始めるのかを考える必要があります。どちらから先に始めても良く、後はケースバイケースということになります。


売り先行


 手持ち物件の売却を先行して進める方法を「売り先行」といいます。


 売り先行のメリットは、売却に関する価格やスケジュールの目安をつかんで購入物件を決めることができるので、安全性が高いことです。


また、売却をあせる必要がないので、売却価格やその他の条件について、じっくり詰めて進めることが可能です。売却物件と購入物件のローンが重なって、返済が二重になることも避けられます。


デメリットとしては、売却の契約をするとスケジュールが確定するので、購入物件がなかなか見つからない場合、早急に購入物件を探して決めなければいけないことです。


また、場合によっては入居の時機があわないために、仮住まいなどの用意が必要になることもあります。


買い先行


 一方、購入物件を先に決めてから、手持ち物件の売却活動を開始する方法を、「買い先行」といいます。


買い先行のメリットは、購入物件をじっくり選べることが第一で、購入物件に強いこだわりを持って探したい方は、この方法がいいでしょう。それに、購入物件のスケジュールに合わせて、売却に関する日程を調整しやすいというメリットもあります。


デメリットとしては、購入物件の決済引渡しまでに売却が決まらないときは、つなぎ融資などを使って購入物件の決済をしたり、売却物件と購入物件の両方のローン返済をしなくてはいけないといった事態があり得るということです。


売り先行と買い先行のどちらの方法を取るにしても、売却物件と購入物件の資金や引渡しのタイミング調整が必要なので、売却と購入を同じ不動産会社に依頼したほうが買い換えをスムーズに進めることができます。